【重要】Googleの迷惑メール判定強化について
2024/01/12
2024/1/23 一部内容に更新がございます
先日Google社よりGmailアドレスに対する送信者ガイドラインの変更が発表されました。
https://support.google.com/mail/answer/81126?hl=ja
これに伴い、ブラストメールのご契約者様におかれましては、2024年02月以降、個人用Gmailアカウント(※1)のメールアドレスへのメール配信について、迷惑メール判定を軽減するために以下の対応が求められます。
※1 @gmail.com、@googlemail.comのメールアドレスを指します
1 お客様側でのご対応事項
■送信通数1日5000通未満(※2)の場合
・送信元アドレスに弊社指定のSPFレコードの設定、またはDKIM作成者署名(※3)の設定を行う
・送信元アドレスに@gmail.comを利用しない
■送信通数1日5000通以上(※2)の場合
・送信元アドレスに弊社指定のSPFレコードの設定、およびDKIM作成者署名(※3)の設定を行う
・送信元アドレスにDMARC(適用ポリシーはnoneで可)を設定する(※3)
・読者から購読解除出来るようメール内で案内する(※4)
・送信元アドレスに@gmail.comを利用しない
※2 送信元アドレスのドメインから@gmail.com、@googlemail.comのメールアドレスに対する配信通数(ブラストメール以外のシステムからの配信分も含む)
※3 設定方法については 迷惑メール対策設定をご確認ください
※4 後述する新機能「List-Unsubscribe」と「ワンクリック解除URL」をご利用ください
Gmailガイドラインで要求されているその他要件については、弊社システム側にて各項目に対応いたします。
2 新機能 List-Unsubscribeについて
2024年02月以降、ブラストメールから配信されるメールにList-Unsubscribeヘッダの設定が可能になります。List-Unsubscribeヘッダとは、メールのヘッダ情報を用いて、受信メールの送信元情報の部分に以下の画像赤枠部分のような「メーリングリストの登録解除」のリンクを表示させる機能です(※5)。
この機能により解除申請されたメールアドレスは、読者一覧上での状態が「解除」へ切り替わります。設定方法についてはリリース後マニュアルを公開いたします(※6)。デフォルトで「有効」に設定済みの状態です。「有効」「無効」の切り替え方法のマニュアルはこちらからご参照ください。(2024/1/23 更新)
※5 リンクの表示可否は受信環境に依存するため、ワンクリック解除URLとの併用をお願いいたします
※6 2023年11月時点のご案内では「ブラストメールで提供している解除URLが挿入されている」
または「ブラストメールで提供しているワンクリック解除URLが挿入されている」ことを条件に自動挿入されるとしておりましたが、仕様が変更となり、アカウント情報画面で「有効/無効」を切り替えることにより挿入が可能になります
3 迷惑メール対策設定が不可の場合
「@gmail.com等のフリーメールしか持っていない」、「独自ドメインの取得には障壁がある」、「Lookup回数が10回を超えてしまうためSPFレコードの設定が出来ない」等のご利用者様向けに、必要な迷惑メール対策要件を満たした弊社所有のメールアドレス(※7)をご提供いたします。
※7 SPFレコード、DKIM作成者署名(Lightプランでは無効)、DMARC設定を指します発行方法については後日公開させていただきますので、今しばらくお待ちくださいませ。発行方法については以下をご参照ください。(2024/1/23 更新)
2024年1月23日以降にお申込みされたIDはデフォルトで発行されています。
2024年1月22日以前にお申込みされたIDのお客様で発行をご希望される場合は、以下のご注意事項をご確認いただき、必要事項を記載のうえsupport@blastmail.jpまでメールにてご依頼ください。2024年2月1日から順次ご利用中の環境に発行させていただきます。
ご注意事項
- 発行されるメールアドレスは「no-reply@●●●.email-magazine.jp」です
●●●はランダムな文字列になります - 文字列、ドメインはご指定いただけません
- 読者からの返信先アドレス(Reply-to)は貴社アドレスに設定いただけます
- 1IDにつき1件まで発行可能です
- Lightプランをご利用中の場合、DKIM作成者署名は無効となります
必要事項
・ご契約ID(ログインID)
・発行希望理由(例:フリーメールのアドレスしか持っていない)
以上となります。
今回推奨されている各種対応については、Gmailに限らずメール一斉配信時の一般的なセキュリティ対策ともなるため、可能な限り対策いただくことをお勧めいたします。
ご不明点がございましたらお気軽にご相談ください。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。